泉州コンシェルジュ

泉州タオル産地の中では、縦糸密度や糸づかい等、他社とは差別化したものづくりに定評がある松藤デリー。商品開発においても常に前向きで、「生産の基本は、相手先と当初からご相談の上、サンプル作り等を経て『要望を満たしたモノ』を受注し、生産を行うのが最大の特長であります。」と答えるのはとても優しい表情が印象深い、松藤 秀(取締役相談役)さん。
さまざまなお客様とのやり取りの中から蓄積したノウハウを生かし、無駄を省いた「質の高いモノ」、リピートに繋がる商品を完成させることに最も注力しています。すなわち他社との競合を避けた、素
材提案型の商品づくりが一番の特徴といえます。
松藤テリーのタオルづくりは、タオルに求められる「ソフトであること」に執着し、最も適した無撚糸（むねんし）を創業以来積極的に使用しています。無撚糸とは撚りをかけていない糸のことで、そのためとてもソフトでバルキー性（反発性）があります。経験豊富な無撚糸によるタオルづくりは、甘撚り（少しだけ撚りをかけた糸）糸の独自開発や、独自の番手（糸の太さ）による独特な風合いのタオルなど、まだ世の中にない極上のふんわり感を求め日々開発を続けています。
特にベビー用途の商品の素材提案には高い評価を得ています。

無撚糸タオル、多重織タオル、テリークロス使用の縫製品、ベビー用品、素材提案型商品